工房雑記

文庫本カバーの製作ストーリー

           品名、 虎斑竹 文庫本カバー

       製作ストーリー(お客様から注文を受けての物語)
                - かなり以前の個展会場でのご注文です -

最初、文庫本用のブックカバーを依頼されたとき、竹と言う素材の持つマイナス要素を
伝えた処(重くなる、かさ張る、余り安価には出来ない等)それを聞かれた上でなお、
虎斑竹の手触り質感、味を活かしたものを使ってみたいと言われ、となれば最高の品を
手渡したいとの思いを持って制作に取組みました。出来上がったものは、手触り、雰囲気
の非常に良い味を持った製品となり、お客様にも喜んで戴けました。
以後定番商品として製作し続けているものです。 
その後、新書版カバーも加わりました。
 主素材 : 虎斑竹、牛革
 仕上げ : ウレタン拭き上げ
 寸 法 : 165×125×30㎜

       以前、取材を受けた時この文庫本カバーを手にして、
     思わず竹ってこんなに柔らかいんだと言った記者さんがいます。
    竹を使って作られたものがこれ程自由に動くことにビックリした為、
          思いがけず発してしまった言葉でした、
     実際に手にとって見て戴かなくては想像されない自由さです。
          どうか、手に取ってご覧くださいませ。
ショップはこちらから、https://yamatokougei.base.shop/categories/2998630
日頃、常に本を持ち歩く貴方(貴女)に、又、本好きの友へのプレゼントとして、
ご利用いただけますよう願って居ります。
現在の、新型コロナ過の中、家にいることも多く本に親しむ時に、気に入った上質の
ブックカバーを使ってみませんか!
ゆったりと心身を遊ばせるお手伝いに・・・良いのではと・・
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