工房雑記

大判用御朱印帳について・・・

御朱印帳、大判用タイプについて
神社へ参拝して御朱印(大判帳)を戴く心算でしたが、当分予定が立てられず、
ネット通販で購入して、
展示販売用の見本に入れて持ち歩くことと致します。

実際に大判タイプに収めて、製品としてみたところ制作者として、
次の製作時には若干の変更をする必要が有ると認識した次第です..
 
出来ている品に収めた写真を見て戴くと判ると思いますが、
余りにピッタリしすぎていて、
背中の曲がり部分に少し余裕をもたせ、遊びを付けないと使いやすさに欠ける思いがします。
 
その為には、材料の竹巾を変えたり、
本数を増減したりと今回の物を土台にしてゲージの作り直しをしてゆきます。
少し長い文章になりますが、
物創りをする者の疎かにしてはならない一点と考えます。

えてして、最初に手掛けた物は繊細過ぎる出来栄えの品が多く、
その次は強度の点とか遊びの点など考慮して製作することになります。
最初の物が使えるものではない訳ではないので、
最初の繊細なものを好まれて、大切に使って下さる向きも御座います。
その辺が商品としての、
様々なお客様に使い勝手良く、安心して使用される商品作りを心掛ける必要が重視されます。
何処までも製作者としての意志です、
私自身は当然の事でありますが、此ればかりは個人差が有りますので、
作りてそれぞれの資質次第です。
普段あまり話せる機会を持ちませんので、長文になりましたが書き連ねた次第です、
お読みいただき、
物創りをする者の気持ちの一端をお知り下されば幸いに存じます。
  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事一覧

投稿カレンダー

2022年11月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930