大和美術
工芸について

メガネケース

御利用して戴けるお客様に

自分の気に入った逸品を手にすることで、豊かな心のゆとりが得られると、
時折お客様から言って戴ける。
自分の納得するものに、やっと出会えたと言って下さる事もあります。
こういったお客様からの歓びの声が私自身の歓びでもあります。
お客様に長年月使用され、経年変化で補修等の必要な時には、責任を以って修理補修致しますので、安心してご利用願います。
※当方の落ち度の物は無償。経年の変化の物は有償。

大和美術工芸について

父、宮川征甫が戦後の物資不足の時代、成長の早い竹に着目し、それまでの竹製品(主にザル、カゴなどの生活関連品)以外の産業品を目指しました。
宮川征甫が創案開発した技法で真竹、虎斑竹、孟宗竹他をモザイクのように布地に貼る工法(特許取得)にて、日本で初めて竹のハンドバッグ他を発表する。

当時の産業見本市、貿易見本市等で好評を博し横浜の貿易商より海外へと売り出されました。
その後、物が豊になりだすと共に、竹の置かれている雑素材という状況を知り、さらに竹細工と呼ばれることにも反撥を覚えました。
工芸品として認められるような物作りをしたいと思い、それ以来今日まで常に挑戦的な想いに立って創作を続けてきております。

 

作品発表の場として、宮川征甫は第9回新協美術展より参加、
私、弘尚は第19回新協美術展(1976)に初出品、
以後平成19年度第49回展(2006)を最後に、退会するまでの30年間、
竹工芸作品の発表を続けて参りました。

諸事情の下、新協美術会を退会し現在は日常身近に使える
小物を中心にバンブー クラフト作家として物つくりに専念しております。

工芸品としての品格と実際の使い勝手を常に意識した制作。
お客様に永くご愛用戴けるよう、経年変化による処の補修、修理、消耗部品の交換(有料)なども充分に致しますので、
安心してご利用いただけるものと自負しております。群馬県上野村へ仕事場を移すに至り、
宮川征甫の想い入れの深い看板もともに背負って参りました。
大和美術工芸にて制作された品々は、使い込むほどに竹特有の深い色艶となり愛着の逸品となることと存じます。
どうぞ、折々にご利用下さいますようお願い申し上げます。

宮川弘尚 
竹工芸の栞

古より愛されてきた竹を素材に新感覚の美術工芸品として、宮川征甫が創案した技法・工法により
「真竹」、「虎斑竹」、「孟宗竹」等をモザイクのようにして身近な小物から調度美術品に至るまで広汎な品々を創作しております。

折々に御利用戴ければ幸いに存じます。

S.21年2月(1946) 北海道小樽市生まれ
S.51年7月(1976) 第十九回新協展に初出店会友に推挙される。
S.52年10月(1977) 第二十回新協展に於いて会員に推挙される。
吉祥寺東急にて「宮川征甫・弘尚展」開催
S.55年~57年 仙台藤崎にて「宮川征甫・弘尚展」二回開催
S.59年~61年 町田東急にて「宮川征甫・弘尚展」三回開催
S.60年10月(1985) 第28回新協展に於いて会員努力賞受賞
H.元年6月(1989) 横浜松坂屋にて「宮川征甫・弘尚展」開催
H.2年5月(1990) 町田東急にて「宮川征甫・弘尚展」開催
H.2年8月 夏の蓮展に於いて埼玉県知事賞受賞
H.3年8月(1991) 夏の蓮展に於いて大日本現代美術家連盟賞受賞
H.4年1月(1992) 東京晴海見本市会場に於いて開催された、東京クラフト・エクスポに出店
H.5年6月(1993) 牧方近鉄にて「宮川征甫・弘尚竹工芸展」開催
H.8年7月(1996) 京都大丸にて「宮川征甫・弘尚竹工芸展」開催
H.9年10月(1997) 第四十回新協展に於いて四十回記念賞受賞
H.11年10月(1999) 第四十二回新協展に於いて委員推挙される
H.12年10月(2000) 第四十三回新協展に於いて工芸委員賞受賞
H.13年3月(2001) 神奈川県茅ヶ崎より群馬県上野村へ移住
H.13年~15年 横浜元町・ギャラリー元町にて「竹工芸展」三回開催
H.15年10月(2003) 第四十六回新協展に於いて東京都知事賞受賞
H.7年~16年 銀座松屋・和の座ギャラリーにて「竹工芸展」毎年開催
H.17年3月(2005) 高崎・大和屋にて「宮川征甫・竹工芸展」開催
H.17年10月 第四十八回新協展に於いて工芸泉賞受賞
H.18年12月(2006) 高崎広瀬画廊にて「竹芸と陶芸 二人展」開催

グッドデザインぐんま 「男右近・女右近」 クラフト部門:優秀賞受賞

H.19年7月(2007) 三十年間在籍した新協美術館を退会
H.19年7月 銀座松屋・和の座ギャラリーにて「竹工芸展」開催
H.19年12月 グッドデザインぐんま 「携帯香入れ」 クラフト部門:匠賞受賞
H.20年6月(2008) 高崎・大和屋にて「木・竹・二人展」開催
H.20年7月 銀座松屋・和の座ギャラリーにて「竹工芸展」開催
H.21・22・23年3月 前橋・ぎゃらりーFROMまえばしにて「竹工芸展」開催
H.21年12月(2009) グッドデザインぐんま 「虎斑竹ブックカバー」 クラフト部門 : 奨励賞受賞
H.22・23年3月 桐生・モギギャラリーにて「竹工芸展」開催
H.24年5月(2012) 前橋・ぎゃらりーFROMまえばしにて「竹工芸展」開催
H.24年7月 桐生・モギギャラリーにて「竹工芸展」開催

〒370-1611 群馬県多野郡上野村新羽1342-1


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