二つ折り財布制作
材料どりから製品原板になるまでの、二人で三日と半日の作業内容です。
何時ものように、作業中は写真撮りをしていられないので各工程の節目で写したものでの説明になります。
虎竹材料作り、節間を切り出し、竹幅割り分け、身剝ぎ、
幅決め裁断 三種(15㎜、8㎜、5.5㎜)鉋かけまで終えた後の工程です。
約10.5㎝の長さの竹ですが、一本一本手をかけてねじれを矯正して平らにします。
と共に、色並べをして置き、これを財布の原版用に色合わせ並べをする。
今回は15枚分用意できる、
一枚一枚、色調が違います、それぞれの個性です良し悪しはありません。
これを見晒しの天竺木綿に貼り上げます。
この原板を使用実寸にカット後、ヤスリ、ペーパーかけ手入れ後、
布ボサを鋏で切り落とし、ブラシを掛けをしたのち、薄めのウレタンで塗り拭き上げをする。
布ボサを鋏を入れて切り落とし、 ブラシ掛けを済ませて、薄めのウレタンで塗り拭き上げをする。
塗り上げる前に15枚を並べてみました。
ウレタンは布で拭き上げるので塗膜はほとんどありません、軽い汚れ止め程度で後々深い色艶になります。
竹にかけて革本体のできるまで置いておく、この後、革パーツ作りに入る。
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