工房雑記

経年変化、つなげる大事な作業

ここ数日の作業
長年この仕事をしているので、
制作販売しお求め使われて、経年変化による補修修理が必要となることが時折り有ります。
経年変化によるものなので有料となりますが、
手を掛けることで再生し更に使い続けることが出来、大変お喜び戴いて居ります。
今回は、取引先からの依頼の品です。
大型財布のファスナーが壊れてしまった物、
ファスナーだけを取り換えられる構造ではないため、
竹の原板と革本体を剥ぎ分け、ファスナー部の革ベルトから作り替え作業となります。
内側のカード差し部他ポケット等は、元の物を活かせる状態でした。
修理品が手元に届いた時点の写真は残していません。
使い続けられた品が、機能を損なった様子を写すに忍びないのです。
ですので、いつの修理補修の品も再生後の写真しか撮りません。

 壊れたファスナーを一緒に写したのも初めてだと思います。



再生後も写真撮りをせずに返却することがほとんどとなります。
お客様に改めてご利用いただける喜びは、何にもまして有り難いことです。
本日表は、桜が開こうかというこの季節に似合わない雪が降り続いています..

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事一覧

投稿カレンダー

2018年3月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031